記者コラム

2016.09.15 長生きの秘訣

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 敬老の日が近づくと各地でさまざまな敬老行事が催される。先日は大谷幼稚園の園児がアメニティ美幌を訪問して歌などを披露し、藤幼稚園も祖父母を園に招待してゲームなどを楽しんだ。また、北1秋の芸術祭会場で試合を行った北都プロレスのレスラーが、アメニティ美幌を訪問。突然の巨漢レスラーの登場に、お年寄りらは驚くどころか大喜びだったという◆長生きの秘訣(ひけつ)は食事や運動など人それぞれだろうが、喜ぶ、笑うなど豊かな感情もまた秘訣の一つだろう。現在の国内最高齢は鹿児島県喜界町の田島ナビさん。明治33年8月生まれの116歳だ。サトウキビなどの栽培に励みながら7男2女を育て上げた。現在は特別養護老人ホームに入所しているが、先日の誕生会では太鼓や三味線の演奏に合わせてリズムを取るなど元気な姿を見せていたという。そんな田島さんの長生きの秘訣は「好き嫌いなく、よく食べること」だそうだ◆今年、全国の100歳以上は過去最多の6万5692人。時代を築いてこられた高齢者の方々に敬意を抱くとともに、これからもよく食べ、よく笑い、そして長生きをしてほしいと願っている。
(中村)