記者コラム

2016.11.19 高齢者事故

 全国で高齢ドライバーによる交通死亡事故が多発している。先月28日に横浜市で軽トラックが小学生の列に突っ込み7人が死傷したほか、今月10日には栃木県下野市の病院で乗用車がバス停に突っ込み3人が死傷。さらに12日には東京都立川市、13日にも東京都金井市と千葉県長南市で交通死亡事故が起きている◆死亡事故のニュースのたびに「また高齢ドライバーか」と思っていたが、高齢ドライバー1人当たりの事故の確率は昔に比べ減っているという。それでも事故が多いと感じるのは、高齢ドライバーが急激に増加しているからだそうだ◆高齢ドライバーの事故がこれほど話題になるのは、認知症などとの関係や年齢による判断力・運動能力の低下が運転操作に影響しかねないという不安からだろう。来年3月の改正道交法では、高齢者が交通違反をした際、臨時の認知症検査を課すそうで、効果が期待される◆高齢ドライバーを色眼鏡で見るつもりはないが、死亡事故は被害者やその家族、そして加害者とその家族にとっても悲劇。免許の自主返納を含め、どうすれば幸せな生活を送れるのかを考えてみてほしい。(中村)

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