記者コラム

電設ガイド

 大手家電メーカーの東芝が、業界向けに発行している「電設ガイド」に、美幌町民会館びほーるが特集されている。巻頭の6ページと表紙の写真に登場、破格の扱いで施設運営に携わる関係者もびっくりだ◆特集は、施設の設計を担当した創建社へのインタビュー形式でまとめられている。なぜ、東芝がびほーるを特集したのか。ほぼ全館に同社製のLED照明を採用したエコ施設だとの評価だ。ホールで当たり前の徐々に照明を落とす能力はLEDの欠点だが、そこはハロゲンとの組み合わせで微妙な調光を可能にしたことで、最大限にLEDを活用できたのだという◆昨年8月19日にオープン以来、取材などでホールを利用する機会は多いが、こうした最先端技術を知って、びほーるの底力をまた再認識した。ユニバーサルデザインだけではなく、エコでもモデル的なホールであることに驚かされる。舞台の広さや客席の居心地ばかりを気にするが、こうした陰の技術も見逃せない◆特集ページにはホールだけでなく、楽屋やトイレ、音響の部屋まで写真も多様されていて、業界の中ではいきなり「全国区」になった。各地から視察などの要望も出てきそうだ。     (本多)

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