記者コラム

明日から3月

 あすから3月。暦の上では春を告げる月だが、寒さのほうは、なかなか一段落とはいかない。おかげで暖房の灯油の使用量も減らない◆為替レートや株価には興味もないが、円高や円安の傾向が気にかかるようになった。昨年暮れの政権交代以降、期待感からか円安傾向が続いた。これがガソリンや灯油の価格を直撃する。まさに日替わりで価格が変動しているかのような値動きだ◆いつの間にか灯油は店頭価格の最安値でさえ100円台に近づいている。“売り時”とは無縁だが“買い時”に慎重になる。1円でも安い灯油を買うために、車を走らせていても「今日の価格」に目がいく。少々早めに春が到来してくれると、家計的には助かるのだが◆さて、アベノミクスは円安傾向からみても効果が出ているのだろう。灯油に限らず今後、さまざまな輸入商品が物価に反映されるはずだ。脱デフレにつながっていくスタートラインの動きは実感できる◆超大型補正予算が参院を何とか通過した。いよいよ地域経済への刺激が始まる。公共事業が減り、節減一方だった地方経済にどれだけの波及があるのか。次は政治力で事業をたぐり寄せる地方自治体の腕のみせどころとなる。   (本多)

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