記者コラム

今夏の参院選

 この夏に執行される参院選で、インターネットが解禁されるのだろうか。政府や与党で議論が続いている。無関心層や投票率の低い若者層を狙っての取り組みなのだろうか。芸能人などのブログが炎上したなどと聞くことがあるが、大丈夫なのかと心配になる◆期日前投票が定着した。告示の翌日から午後8時まで投票を受け付ける。理由が重要だった不在者投票より手軽で、投票日を待たずに1票を投じる人が増えた。しかし、投票率は上がったのだろうか、疑問だ◆何より、投票事務の長時間化で経費が増えた。町村選挙でいえば4日間の期日前投票+投票日の5日間、参議院議員選挙ならば17日間だ。すべて午後8時まで投票所を開けている必要があるのかは、地域ごとに検証すべきだと思っている◆さて、インターネット選挙が解禁になれば、若者が投票所に足を運んでくれるのか。運動だけの解禁では難しいと考える。投票そのものが電子化されれば、少しは増えるのかもしれないが、簡単ではない。無関心層や若者世代を選挙に引き込む最大の“策”は、やはり政治そのものの魅力アップにほかならないはずだ。パフォーマンスだけでは引き戻せないだろう。        (本多)

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