記者コラム

冬の忘れ物

 道路からすっかり雪が消えると、登場するのが冬の忘れ物だ。空き缶やビニール袋に入れられたごみが雪解けに合わせて無残に姿を現す。特にポイ捨てと思われる郊外の道路沿いの空き缶は、悪い春の風物詩になっている◆ただ、今年はあまり目につくごみが少ないと感じている。どっさりごみが置かれている常習の場所も見てきたが、あまりない。少しマナーが向上したのか、それとも早めに近所の人が片付けたのだろうか◆まち中でこうしたごみの処理はボランティア頼み。見つけた人が自分の“有料ごみ”や資源ごみと一緒に捨てるのだ。中には、自宅周辺だけでなく、少し足を延ばして掃除して歩く人もいる。あまり地域貢献をしていない身にとっては頭が下がる◆そして、こうしたボランティアに最も貢献してくれるのが、地域の高齢者たちだ。地道で目立たないが、それでも春には欠かせない清掃をしてくれる。春の一斉清掃の日には、もう周りはすっかりきれいになっている。ごみの少ない町を支えている◆そんな活動に応えるためには、ポイ捨てをしないことは当然のこと。そして、たまには道路沿いにたまるビリ砂利などの冬アカの清掃に積極的に参加しようと思う。  (本多)

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