記者コラム

五月病に注意

 新社会人が入社してもうすぐ1カ月だ。そろそろ職場に慣れたころだろうか。学生時代と違って、周りは父親のような年代ばかりだろうし、緊張が解けない毎日が続いていることだろう。この大型連休で少しハメを外してリフレッシュするのも良い◆過去に高校生の就職活動を取材してよく耳にしたのが、離職率の高さだった。3年間のうちに半数以上が転職する。就職先がなかなか見つからない“超氷河期”のころでも、変わらない数字だった。理想と現実の違いを語る若者もいた。我慢が足りないと厳しい口調の経営者もいた。そして最も危険な時期が“五月病”といわれるこの時期なのだ◆新社会人にとっての環境の変化は、大きい。ベテラン社員も1度は通過してきた道だが少々忘れかけている。慣れたころに、その疲れが吹き出し体や心への負担が現れてくる。大型連休明けには、じっくりと新入社員と向き合う時間を持つのも、経営者や上司の役割かもしれない◆本紙恒例の新入社員を紹介する企画も始まる。今年はどんな元気いっぱいの新人さんを見つけられるだろうか、楽しみだ。夢と希望に満ちた4月を乗り越え、本当の社会人生活のスタートを紹介したい。     (本多)

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