記者コラム

新社会人

 美幌町内に働く新社会人の取材が続いている。高校や大学を卒業して、職場で勉強中のフレッシュな人材たち。地元に帰ってきた人、新天地として美幌町を選んだ人さまざまだ◆就職戦線は、バブル崩壊後の超氷河期に比べると少しずつ改善されてきている。管内の高卒者も早い内定を勝ち取る生徒が例年よりも多かった。ただ、目指していた職種なのか、希望の会社なのか。売り手市場にはまだまだ遠い◆給料を手にして、欲しいものだらけの新社会人。と思ったら、意外に必要なものはそろっていると答えが返ってくる。給料の使い道は、貯金が第一。目的は「将来のために」。実に堅実な10代、20代たちだ。給料が1カ月持たなかった自分の新社会人のころと比較すると、恥ずかしい思いである◆携帯、車も必需品だ。さぞ月々の返済に苦労かと思えば、借り先は銀行ではなく親らしい。実家からの通勤も楽だという。一日も早く親から独立したかった自分の時代との変化を感じてしまう。家に帰ってからの食事の支度や掃除、洗濯の仕事がないのはうらやましい◆職場では、これからさまざまな苦労や試練が待ち構える。ハードルを1つずつ乗り越えて一人前を目指してほしい。(本多)

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