記者コラム

参院選最終日

 参院選の最終日、都市部では最後のお願いで連呼が響くのだろうが、地方は静かなものだ。17日間の選挙戦で、候補者や政党の街宣車の音がどれだけ聞こえただろうか。広い北海道選挙区だけに、候補者も有権者も声が聞こえない◆インターネット選挙が解禁されたものの、周囲からネットの話題も聞こえない。選挙に関心の高い年齢層にとっては、どう検索していいのかすら検討もつかない。フェイスブックも登録していないのだから「いいね」とも言えない◆結局、都市部の遊説をテレビや新聞の報道で見たり聞いたりの従来型選挙が情報源になる。これでは、関心を高めることは難しい。選挙に関心が薄い若者層をターゲットにした対応で、逆に年齢層の高い有権者を置き去りにしては、投票率の回復は難しいと思うのだが◆美幌町選管の期日前投票も終盤に来て前回の投票者数を上回ったようすだ。これが投票率のアップに結びつけばいいのだが、美幌町に限ったことではなく期日前投票が導入された以降も投票率が下がり続けているのが現状だ。初のネット選挙が投票率でどんな影響を出すのだろうか。政党の勢力争いの一方で、ひそかに注目している。     (本多)

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