記者コラム

ねじれ解消

 参院選が終わって、自公政権が参院でも安定多数になった。いわゆる「ねじれ国会」が3年ぶりに解消されたことになる。参院選前の通常国会では重要法案が廃止となったが、ねじれ国会解消で政治は動くのか◆安定多数で心配なのが、独走である。特にTPP問題に関して北海道は依然として多くの町、議会、農協が断固阻止の姿勢である。北海道選挙区で自民党に寄せられた票の中にも、北海道農業を守ってほしいとの思いがこもっている。丁寧な経過説明と“聖域”の約束を守ってほしい◆民主党が、なかなか回復しない。政権交代の3年間の失望感を拭い切れないまま弱体化している。決して自民党が圧倒的に支持されているとも思えない。投票率が低かったのは、応援する野党がいないせいもあるだろう。唯一、共産党の躍進が目立つ。一環してブレない主張が有権者を引きつけているのだろうか。第3極と呼ばれ勢いのあった勢力は軒並み苦い選挙結果となった◆さて衆院の動向もあるが、これで3年間は自公政権に自由のきく政治スタイルだ。長続きさせるために必要なのは、やはり国民目線の政治と、約束を守る政治だろうか。投票率が上がる政治をお願いしたい。   (本多)

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