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記者コラム

町の魅力発見

 津別町観光協会も今秋のゆるキャラデビューを目指している。町民からデザインを募集して選考作業が始まった。小、中、高生、一般から156点ものアイデアが集まった。選考委員泣かせのアイデアがいっぱいで、委員の中には「3つぐらい作ったらどうだ」との冗談も飛び出す力作ぞろいだ◆町の特徴をテーマに募集したアイデアで、最も多かったのはやはり「木」だ。応募数の3分の1を占めて圧倒した。“愛林のまち”が広く町民にも浸透しているのだと感心した。クリンソウや売り出し中の津別峠雲海、農産物も町の自慢として取り上げられている。町民が自分たちのまちの自慢をたくさん持っていることが、ゆるキャラのデザイン募集を通じて分かった◆今は、情報ツールが多様だ。新聞やテレビ、インターネットからツイッター、フェイスブックと個人からの発信にも広がっている。自治体も、多様なツールを生かしていきたいところだ。そんな中で住民が発信できる自慢をどれだけ持っているかも大事な要素だ◆かつて、いろんな町でわが町の宝さがし企画があった。住む人が町の魅力を再発見する行事だ。見落としている魅力がないか探してみてはどうだろう。  (本多)

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