記者コラム

映画「じんじん」

 映画「じんじん」をご存じだろうか。俳優の大地康雄さんが企画し、主演した。絵本の里でまちおこしをする上川管内剣淵町が舞台の映画だ。道内でも自主上映の動きが盛んで、帯広や北見、札幌などはすでに上映会が行われ、紋別や滝上、旭川など今後の上映スケジュールも多い。自主上映会の応援団に、美幌町でもおなじみの絵本作家あべ弘士さんや、高橋はるみ知事らが名を連ねる◆大地さんが5年前に訪れた剣淵町の絵本読み聞かせの姿に感動したことがきっかけでつくられた映画は、農業体験という北海道ならではの光景や、父母から子に語り継ぐ絵本の魅力と親子愛がテーマ。「大人は子供たちに何を残してやれるのか」。そんな絆を130分の物語に詰め込んだ◆美幌町でも自主上映会を準備している。10月6日午後と夜の2回の上映だ。町民会館びほーるに合わせて1千人を動員しようと近く実行委員会を立ち上げる。数人で始まった準備会、もう少し実行委員としての助っ人がほしいという◆自主上映の配給会社の担当者が言う。「大都市集中の映画上映ではなく、町の人たちと一緒に地域で映画を上映するスローシネマで、じんじんと感動してほしい」と。     (本多)

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