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記者コラム

ペナントレース終盤

 プロ野球のペナントレースも終盤。セ、パとも優勝チームが決まって、残る興味は最終順位と個人成績か。北海道球団の日本ハムは残念ながら力を発揮しきれず、クライマックスシリーズ進出もかなわなかった。残り試合では若手の育成と来季の戦力をにらんでの試合が続くことだろう◆シーズンオフのプロ野球の話題は“ストーブリーグ”と呼ばれる。選手の契約更改などのニュースのことだが、選手にとって大きいのは来季の契約になる。特にけがや不調で活躍できなかった選手にとっては、球団からの呼び出しに心は落ち着かない時期を迎える◆そんな来季に戦力外通告を受けた日本ハムの榊原諒投手。2010年のパ新人王だったが、けがで2軍生活が続き、今シーズンも1軍の登板はわずかだった。美幌町の応援大使の1人で、美幌町から寄せられるメッセージに、ぜひ訪問したいと話していたという。それこそストーブリーグで会えるだろうと思っていただけに、残念だ◆プロの世界の厳しさを応援大使という企画を通じて実感した。榊原投手はまだ20代。プロ野球人生は、これからである。チームは離れるが、応援大使の縁は続く。再び1軍マウンドで輝くのが楽しみだ。 (本多)

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