記者コラム

スポーツ講演会

 「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」。江戸時代後期、米沢(山形県)藩主の上杉鷹山(ようざん)が家臣に教訓として伝えた言葉だ。やれば出来る、出来ないのはやらないだけかもしれないという趣旨で、ほとんどの失敗は良い経験になるが、一番の失敗は何もしないことだという意味が込められているという◆この「為せば成る」を座右の銘に活躍したラグビー元日本代表主将の大畑大介さんが先日美幌町を訪れ講演した。大畑さんは2度のアキレス腱断裂を不屈の精神で乗り越え、代表試合のトライ数69の世界記録を持つ。その大畑さんが今日あるのはこの座右の銘と父親の言葉だったという◆高校時代、進学先を悩んでいた大畑さんに父は進む道が2つあればしんどい方を選べとアドバイスした。そこで大畑さんは日本一練習量が多いといわれる京都産業大学に進学、為せば成るの気持ちを持ち続け日本代表として活躍した。講演で大畑さんは集まった子供たちに対して為せば成るの精神を持ってほしい、そうすれば夢は実現すると熱弁。将来のアスリートを目指す子供たちには、大畑さんの言葉を胸に刻みこれからの練習や試合に臨んでほしい。
(中村)

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