記者コラム

読書週間

 少しでも本を読もうと、自宅の書棚にある本を1冊、車に積んでいる。スーパーの駐車場などの車中で読むためだ。いつでも手にして読めるようにと思ったのだが、なかなかページが進んでいない。1冊の本が“長持ち”している◆「本と旅する 本を旅する」の標語で第67回読書週間があす27日から始まる。11月9日までの2週間、全国で読書週間に関する行事が繰り広げられる。北海道は寒くなる時期を避けて1カ月程度前倒ししている地域が多い。美幌町も先月末からの図書館フェスティバルがにぎわった◆今年の読書週間の4つの運動の1つに映像や電子メディアによる子供たちの読書の時間が狭められている点を挙げ「活字文化はすべてのメディアの基礎」と呼びかけている。1冊の本を手に取り本の世界に親しむ時間を持つゆとりが必要な時代なのかも知れない◆大正13年から「図書週間」「図書館週間」「図書祭」などと名前を変えながら、戦争で一時中断したものの、戦後間もない昭和22年の再開から67年の歴史を刻む。どんな時にも本が生活の中に存在し、影響を受けてきた。この読書週間は古本市で見つけた1冊を読むペースを少々、早めようか。    (本多)

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