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記者コラム

高まる防災意識

 東日本大震災以降、防災意識や非常食など避難準備の大切さを実感する人が確実に増えているようだ。美幌町内でも地区をまたいでの大規模な避難訓練をはじめ、各団体ごとに防災講演会や防災訓練などが活発に行われている◆町防災担当によると今年9月の大雨による水害で床下浸水や畑の冠水、土砂流出などが発生し避難勧告が出され、平成18年の大雨・暴風被害以来7年ぶりに対策本部が設置された。水害や避難所生活が対岸の火事ではなく、自分たちの身に起こりえると感じて持ち出し用の非常袋を用意している人も多いのでは◆万が一のときの備えとして非常食や衣類などの生活用品、応急医療品、貴重品などが必要といわれる。携帯ラジオや懐中電灯もあると便利だ。自分も避難グッズを準備しようと考え家中を見回したが、寝袋もなければ携帯ラジオもない。貴重品に至ってはどこを探しても見当たらないありさまだ◆そういえば最近、自宅の懐中電灯が壊れた。真夜中に突然明かりがつき心臓が飛び出るほど驚いた。相当古く劣化が進んでいたので仕方がないが、いつ災害で避難する状況になっても慌てないよう、今度の休みに新しい懐中電灯を購入しようと思っている。(中村)

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