記者コラム

2014年の幕開け

  • 印刷

 2014年が幕を開けた。初日の出を撮影しようと1日未明から美幌峠を訪れたが、吹雪で数メートル先も見られない状態だったことから断念した。峠とは逆に市街地は穏やかな天候で新年を迎えた。みなさんはどんな正月を過ごされただろう◆昨年は安倍首相の掲げた経済対策であるアベノミクス効果から景気が上向いたとされ、東京五輪・パラリンピックの招致決定、プロ野球では東北の被災者に勇気と感動を与えた楽天の初優勝など明るい話題が多かった半面、35人の死者を出した伊豆大島の土石流災害やホテルなどの食材偽装、中国や韓国との外交問題など暗い話題もあった◆さて、今年はどんな年になるのか。美幌町ではソチ五輪・パラリンピックに地元出身の鈴木李奈、久保恒造、藤村祥子の3選手の出場が決まり、さらに石田正子選手も出場濃厚と話題を集める。また昨年、春の天候不順に苦しめられた農業や、景気回復の兆しが見えているのか不透明な経済が今年どうなるかも注目される◆自身の今年の目標はどうしようか。午(うま)年にちなみ駿馬のように思い切り駆け抜け、年越しの日に「良い年だった」と言えるよう充実した日々を過ごしていきたいと思う。  (中村)