記者コラム

ソチまであと1か月

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 ソチオリンピック・パラリンピックに出場する美幌出身者の顔ぶれがほぼ決まった。両大会で合わせて4人。美幌町内のもっぱらの話題は「すべて種目が違う個人競技で、これだけの選手を送り出す町はない」。美幌町にとって自慢の選手たちである◆さて、ロシアのソチは黒海に近いリゾート地。最近は近くでテロなどがあって物騒だが、オリンピック本番までに十分な安全が確保されることを願う。4年に1度、この大舞台を目指してきた選手たちが、力を十分に発揮できるよう、開催国の頑張りに期待している◆美幌町でも、オリンピック・パラリンピック選手後援会の活動がフル回転になる。選手、コーチ、現地応援団のための募金活動、美幌町から声援を送るためのパブリックビューイングの準備などもある。日の丸に応援メッセージを書き込んでもらう企画も、五輪に参加しているようで楽しい。ぜひ、いっぱいの激励文で埋め尽くそう◆選手たちは、それぞれメダルを目指す。美幌町民のメッセージが埋まった日の丸が、テレビ画面に登場するかもしれない。そんな楽しみにも期待しながら5時間の時差のあるソチをテレビで観戦したい。開会式まであと1カ月。     (本多)