記者コラム

来月7日はソチ五輪

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 今から90年前の今日1月25日に、第1回冬季オリンピックの開会式がフランスで行われた。シャモニー大会である。来月7日に開幕するソチ五輪は、これから数えて22回目となる。美幌町からはパラリンピックを含めて4人のアスリートが出場する◆この第1回大会は、アイスホッケー、スピードスケート、クロスカントリーなど9競技で16個の金メダルを争った。日本人選手が冬季五輪に参加したのは、第2回のスイス大会から。日本人選手の冬の金メダルは9個。初が1972年の札幌大会のジャンプ、そして1998年の長野は5個と最多獲得になった。前回バンクーバーは金メダルはなく、銀と銅で5個のメダル数だった◆ソチ大会はスキー、スケート、ボブスレー、カーリングなど15種目でメダルを競う。選手は4年間の集大成。全力を出し切るために、最後の調整だ。美幌町から出場するクロカンの石田正子選手、スケートの藤村祥子選手、バイアスロンの鈴木李奈選手。それぞれメダルを目指して本番に挑む。90年の冬季五輪の歴史に名を刻む美幌町出身の選手たち。パブリックビューイングも当初の4回から6回に増やした。遅い時間帯が多いが足を運びたい。     (本多)