記者コラム

東京都知事選挙

 来週9日に投票の東京都知事選挙は、折り返しの日曜日が過ぎて終盤戦。16氏が立候補して舌戦を繰り広げる。2020年の開催が決まった東京五輪をはじめ、直下型地震の危険性から防災対策、そして原発の是非と争点は幅広い。最大都市の有権者は、何を求めて首長に4年間を託すのか。国の政治と直結する首都決戦の動きに注視している◆一方で、もう1つの大都市、大阪市長は大阪都構想の是非の1点で辞職し出直し選挙を行うという。いつかの郵政選挙に似た手法だ。市議会、府議会で実現が難しい構想を有権者の声で変えたいとの思惑だろうが、この時期、そして選挙にかかる費用を考えれば果たして有権者の共感を得られるのか◆先日、津別町で開かれた議会改革フォーラム。無投票当選が続けば、4年間の評価をどう見極めるか難しいとの声があった。確かに、地方の首長、議会は無投票当選が増えていて、次の4年を託すための判断材料を聞く機会が少ない。有権者が身近な政治に関心を持つことも大切だが、政治の側も選挙の時だけではなく有権者への発信が必要だ◆美幌町議会は14日に議会報告会と意見交換会を開く。まずは足を運んでみよう。     (本多)

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