記者コラム

受験シーズン

  • 印刷

 受験シーズンがピークを迎えている。公立高校では推薦入学合格者が先日発表され、美幌高校は普通科で2人が合格した。3月5日には一般出願者の入学試験が行われ、受験生が晴れの高校生活を夢見て挑戦する◆義務教育から抜け出し将来の進む道、方向を決める高校入試。中学3年生にとっては15年間の人生で初めて迎える大きな試練、選択のときだ。志望校を決める動機は「進学したいから」「部活動が活発」「校風が魅力」「制服がかわいいから」などさまざま。憧れの高校に寄せる思いは違えども、目指すゴールは「合格」の2文字だ◆入試まであと1週間。釈迦に説法かも知れないが、これから受験生に大切なのは知識の詰め込みより体調管理。深夜まで勉強したはいいが、無理がたたって入試本番に風邪をひいてしまっては本末転倒。猛威を振るうインフルエンザにも十分注意してほしい。それと凍った道では足元に注意して。縁起をかつぐことも精神的には大きな役割を占めるものだ◆どの受験生も志望校合格目指して一生懸命勉強に励んできたことだろう。その努力が報われるよう、1人でも多くの受験生に笑顔ほころぶ“15の春”が舞い降りることを願いたい。  (中村)