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記者コラム

お年玉

 子供たちにとって1年で最も“懐が温まる”お年玉。今の子供たちはいくらもらい、どんな使い道をしているのだろうか。学研が全国の小学生を対象に各学年男女100人ずつ、合計1200人に実施したお年玉レポートによると、男女とも貯金が約8割という結果に。意外と堅実な小学生が多いようだ◆お年玉の額は個人によって数千円から数万円と幅広いためあえて触れず、使い道について考えてみた。レポートによると使い道の上位は男子が1位貯金、2位ゲーム機類、3位おもちゃ、女子が1位貯金、2位本や雑誌、3位ゲーム機類という結果に。また高学年になると文房具や洋服などが上位に入ってくる◆自分の子供のころを思い返すと、普段手にすることのない 大金 に浮かれ、あっという間に使いきり、ほとんど手元に残らなかった記憶がある。そう考えると今の小学生は大人が見習うべき堅実さがある。景気回復の鈍重さ、将来への不安が小学生にも影響しているのか◆親にとっては貯金する堅実派が多いことは歓迎すべきこと。欲を言えばただ貯金するだけではなく、欲しい物を自分のお金で買うという「目標を持った貯金」をしてほしいと願っているのかもしれない。(中村)

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