記者コラム

公立入試

 公立高校の入試が5日、一斉に行われた。15の試練といわれる入試も、オホーツク管内では全日制の定員2640人に対して、出願者は約86%しか埋まらない。管内23校の34学科で、1倍に達したのは14学科で、半分にも満たない◆その中で職業科が健闘している。商業や情報処理などが高い倍率で人気があった。美幌高校の地域資源応用科も昨年を上回る1・2倍だ。取得できる資格が就職に有利なだけではなく、普通科にはない魅力ある授業が職業科人気を押し上げているのだろうか◆美幌高校でいえば、生徒の研究プロジェクトチームが、その成果を全道、全国で発表して注目を集めたり、地域の特産品開発に携わる。美高ショップも町民と生徒の対面販売。美幌高校で生産される農産物や加工品を売るばかりではない親しみが生まれる◆一方で普通科は、地域差が顕著だ。北見市内校や網走は1倍を超えるが、地方校は0・5倍を下回るのも珍しくはない。間口や地域の学校の存続も絡んで生徒以上に地域の関係者が受験者数にやきもきする◆さて、今年は穏やかな受験の日になった。積み重ねた勉強の成果を発揮して17日の合格発表の“15の朗報”を待つばかりだ。    (本多)

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