記者コラム

小さな親切の日

 朝のあいさつから横断歩道での子どもの誘導、高齢者への声かけ、清掃活動などの環境美化、狭い道路での車同士の譲り合いなど、さまざまな場面で何気ないちょっとした行動が相手にとってはありがたい、気持ちのよい行動に思えることがある。そんな親切心、一日一善の行動を推進しようと定められたのが明日、6月13日の「小さな親切の日」だ◆これは昭和38年3月、東京大学の卒業式で茅誠司総長の「小さな親切を勇気を持ってやってほしい」との告辞がきっかけとなり、同年6月13日に茅氏をはじめ8人の提唱者が小さな親切運動を発足した。以来、同運動本部は全国の小中学校を対象とした作文コンクールや「小さな親切」はがきコンクールなどを毎年実施している◆小さな親切の「小さな」とは、ものの大小のことではなく、しようと思えば誰にでもできる簡単なことを意味している。そんな親切心を1人でも多くの人が心の片隅に抱き、一日一善を実行することで、優しさに満ちた社会を築くことができるのではないだろうか◆なにも大げさなことをするのではなく、まずは近所の清掃から始めてみてはどうだろう。 (中村)

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