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記者コラム

スズメバチ

 先日の猛暑の影響からか、今年はスズメバチの活動時期が早いようで、美幌町内でも頻繁に目撃されている。まだ女王蜂が巣作りに向けて樹液などを吸ったり、営巣場所を探している段階であまり攻撃的ではないようだが、巣作りが始まると攻撃的な働き蜂が増えるので注意が必要だ◆日本ではスズメバチに刺され毎年10~20人ほどが死亡している。これはクマやヘビ、サメなどに比べはるかに多い。スズメバチは日本で最も人間にとって危険な生物かもしれない◆もしスズメバチに遭遇したら、騒がず姿勢を低くしてゆっくり後退すること。また整髪料や香水に寄ってくる習性があるので、巣がありそうな山林に入るときは事前に対処を。もし刺されたらすぐに指でつねって毒を絞り出し、救急車を呼ぶこと。それとアンモニアは効かないので尿をかけるのは無意味だそうだ◆先日、わが社にもスズメバチが1匹侵入し大騒ぎになった。幸い殺虫剤とハエたたきで撃退したが、もし興奮状態のスズメバチだったら何も抵抗できずただ出て行くのを待つしかなかっただろう。スズメバチの活動はこれからが本番。みなさんもぜひご用心を。 (中村)

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