記者コラム

記者の不養生

 「医者の不養生」ならぬ「記者の不養生」は厄介なものである。病気知らず、病院知らずの身に突然襲った夜中の腹痛。尋常ではない痛みは、経験のない世界で、とにかく我慢、我慢の1点張りだ。発熱も伴って体力を失うと、さすがに病院のお世話になることを覚悟した◆この年で生涯初の点滴。看護師さんから「痛み止め打っておきますね。痛いですけど」も笑えない。これですっきりかと思えば、このあとも症状は改善が見られず、何とか食事が喉を通るようになってから、緩やかな回復傾向を実感できた◆健康テーマのテレビ番組は多い。特に内臓系は、多くの人が経験しているせいか、情報量がたくさんある。普段は他人事のように聞き流していた番組も、ちょっと真剣に聞いてみた。腹痛の場合は、消化によい食べ物優先だというのも恥ずかしながら初めて聞いた◆先日、美幌町民の健康寿命が高いことを知った。高齢者らの普段の健康管理がもたらした数字だ。われわれ次の世代が、これを下げていくようでは申し訳ない。格好つけて不摂生をしたツケは確実に押し寄せている。少し「健康」に関心度が上がった。(本多)

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