記者コラム

サラリーマン川柳

 サラリーマンの悲哀を詠んだサラリーマン川柳は毎年高い人気だが、最近では高齢者が日々の暮らしや健康、夫婦や孫との関係などを詠んだ「シルバー川柳」の人気も徐々に高まっているという◆このシルバー川柳は、全国有料老人ホーム協会が2001年に設立20周年を記念してスタートした事業。人生経験豊かなお年寄りの味わい深い作品が毎年、全国各地から多数出品されているが、日常の出来事をこれほど上手に詠めるものかと感心させられるものばかりだ◆過去の作品を探してみると「金ためて 使う頃には 寝たっきり」「骨が減り 知人も減るが 口減らず」など笑ってもいいのか、笑うと不謹慎なのか判断が難しい作品もあれば、「体調が 良いので医者を ハシゴする」や「暑いので リモコン入れると テレビつく」など思わず吹き出してしまう秀逸な作品までずらりと並ぶ◆人生を楽しみ、今を楽しむシルバー世代だからこそ詠める川柳の数々。最後に長年連れ添った老夫婦の関係を詠んだ1句を紹介すると「来てやった 貰ってやったで 五十年」。みなさんこの気持ちを忘れないでいてくださいね。      (中村)

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