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記者コラム

長い入院生活

 少々長い入院生活を初めて体験した。絶食治療で長く点滴に頼った。体には採血やら点滴やらでたくさんの穴が開いた。ようやく入院生活から開放されたが、たくさんの教訓を得られたのは収穫だ◆いわゆる腸炎なのだが、北見市内の病院に通ったものの痛みが引かず、念のために国保病院で診察してもらった結果が即入院。あとで聞いたが結構重症だったらしく、もう少し我慢をしていたら点滴では済まなかったらしい◆セカンドオピニオンとまでは言えないが、国保病院の診察に助けられた。感謝しきりである。「我慢」で何とかしのいできた我が身は、20代や30代のような免疫力もないことを痛感。その我慢が結果的に悪化を招いたことを反省した◆日ごろの生活の真逆の入院生活。起床、消灯の早さに慣れない毎日。ベッドの上の生活は少し退屈だったが、パソコンから離れ、テレビも最小限、ひと足お先の読書の毎日は、新鮮でもあった。その分、会社には迷惑をかけたのだが◆体調に異変があれば、少しでも早く診てもらうことが、治療も長引かせないことだと学んだ。我慢は褒められるものではないと自覚させられた。  (本多)

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