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記者コラム

23日は海王星の日

 夜空にきらめく星々、古代神話などに登場する星座など宇宙の神秘は子供から大人まで夢中にさせる魅力がある。さまざまな流星が夜空を駆け、先月は月が1年で最も大きく見えるスーパームーンで日本中が沸いた◆子供のころ、テレビで宇宙戦艦ヤマトや銀河鉄道999など宇宙をテーマとした物語やアニメが好きだった。銀河系の中心はどうなっているのか、はくちょう座やプレアデス星団、アンドロメダ星雲はどうなっているのかなど、興味は尽きなかったことを思い出す◆太陽系にもさまざまな惑星があるが、今月23日は「海王星の日」だそうだ。1846年にベルリン天文台のガレが発見したといわれる。太陽に近い方から8番目の惑星で、大きさは地球の約3・9倍。メタンの影響で美しい青色が特徴だ。ローマ神話の海の神・ネプチューンの名称を持つ◆新たな惑星を発見した当時の科学者たちの歓喜はいかばかりか。もちろん夜空を見上げても肉眼で海王星を確認することは無理だが、太陽の周りを回る意味で地球とは兄弟星といえる。秋の夜長、青き星の持つ神秘、由来を肴に一献も乙なものではないだろうか。  (中村)

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