記者コラム

スポーツ講演会

 先日、元コンサドーレ札幌の大森健作さんのスポーツ講演会が美幌グランドホテルで開かれた。大森さんは「出会い」をテーマに講演し、その中で子供たちの可能性を伸ばす大切さ、保護者や指導者など大人の役割を熱く語っていた◆大森さんは箱に入れたノミがふたの有無で跳ぶ運動能力が変わることを例に挙げ「親があれもだめ、これもだめと壁を作り抑えつけると、子供はそれ以上成長できなくなる」、「親や指導者が何でも決めてしまうため目標を持てない子供が多い。それは大人の責任も大きい」と持論を展開。子供の将来を考えるのなら自分で考える習慣を身につけさせることが大切と熱弁した◆大森さんの哲学は理想的だが、現実の社会では難しい面もあり、親や指導者が正しい道を示す必要があるのも事実だろう。要はバランスの問題で、子供の可能性を見守りながら、ときどき軌道修正してあげるのが理想的◆それでも大森さんの考えは夢を感じさせてくれる。自分は指導者ではないが、「ウチの子なんて」と考えず、子供の主体性を重んじ、可能性を信じて背中を押してあげるのも大人の大事な役目だと思えた。   (中村)

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