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記者コラム

ドラフト会議

 プロ野球のドラフト会議が23日開かれ、今年は12球団で合計81人が指名された。北海道日本ハムファイターズは4球団競合の末、大学ナンバーワン投手と評される早稲田大の有原航平投手の交渉権を引き当てるなど、高校生7人を含む9人を指名。彼らが日本ハムに入団し活躍することを願う◆全国のアマチュア野球選手は高校、大学、社会人合わせて約20万人で、そのうちドラフト対象となる高校3年、大学4年、社会人は6万人前後。今回指名された81人は競争率740倍以上の超狭き門を突破したトップ選手でもある◆上位指名は即戦力が期待されるが、下位指名の選手も将来への期待が込められている。大リーグで活躍するイチロー選手も、平成3年に愛工大名電高校からオリックス・ブルーウェーブにドラフト4位で入団。当時は無名に近かったが、独特の振り子打法で安打を量産し昨年、日米通算4千本安打を達成した◆プロの世界で輝くにはドラフトの順位ではなく、これからいかに自分を磨き、レベルアップさせられるかだろう。今回指名された選手らが将来、日本のプロ野球を支える中心選手になることに期待したい。   (中村)

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