記者コラム

ガソリン価格の下落

 ガソリン価格の下落が続いている。一時、1リットル170円台に迫ろうかとしていた価格は、130円台。下落はさらに続くとの観測だ。灯油価格も店頭価格で80円台。厳しい冬を過ごす北国にとっては、高騰していた時期に比べると暖かな冬となっている◆原油産出の中東とシェールガスのアメリカとのシェア争いが原油価格下落の引き金になっているといわれる。ただ、原油価格の下落に対して国内のガソリン、灯油価格の下落幅が少ないことに不満の消費者も多いし、下落傾向の反動を心配する声も大きい◆一方で、円安の影響が家計にじわじわと攻め込む。輸入頼りの食料品は、値上げラッシュ。スーパーのチラシを手に特売品で家計をやり繰りする主婦も増えている。安い輸入品はもはや“神話”。今こそ、国産品を見直したい◆食料基地・北海道は、後継者不足と高齢化、離農と農業危機が続く。それでも、農地を守り、実りの秋を迎える農家がまだまだ多い。外圧に対抗しながら国産ブランドを送り出す。スーパーに並ぶ地元産。輸入品との価格差が縮まった今こそ、地場産の魅力を味わう機会にしたい。      (本多)

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