記者コラム

旧正月

 中国の「春節」、日本では旧正月と呼ばれ、ちょうど雨水の2月19日ごろを指す。雨水は、雪が解け始める季節をいう二十四節気の1つだ。その19日、美幌町内は、まさに春のような陽気で、雪解け水が道路にしみ出した◆今冬の美幌町、毎週のように暴風雪に襲われる。出張のビジネスマンによると札幌や旭川より雪が多いのではないかという。豪雪地帯をしのぐ積雪ぶりを体感する冬で、連日の除雪に悲鳴を上げる人も多い。昭野観測所のデータによると、1月1日からの降雪量合計は599センチ、最大積雪深は2月14日の78センチ。いずれも過去3年間のデータを上回る雪の量になる◆ところが、その間の平均気温はマイナス6・4度。平年値に比べて2・6度も高い。まさに“暖冬”だ。暴風雪の去ったあとの雪が湿って重かったのは、この暖冬のせいだろう。道東特有のサラサラ雪のイメージは今冬に限ると少ないのが実感で、なおさら、除雪の疲労が体に蓄積される◆暖かいとはいえ、春はまだずいぶん先。重い雪を屋根の上に放っておけば、雨漏りなどの原因にもなりかねない。軒下を歩く時はつららにも要注意。気をつけよう。(本多)

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