記者コラム

特定外来生物

 特定外来生物のウチダザリガニが鶯沢川や美幌川などで繁殖し、河川の生態系への影響が危ぐされている。さらにこちらも特定外来生物のアライグマが全道的に増え、美幌町内でも足跡が確認されている。自然の生態系を壊しかねない外来生物に何か良い対策はないものか◆以前、美幌博物館の学芸員からアライグマはザリガニが好物という話を聞き、「じゃあ、アライグマがウチダザリガニをすべて捕食すれば川の生物は安泰では」と、半分真面目、半分冗談で話した。しかしエサのウチダザリガニがいなくなると、雑食のアライグマは今度は農作物を荒らす恐れがあるという◆もともと鶯沢川などにいた小魚やザリガニを補食し生態系を壊すウチダザリガニ、エサが不足すれば農作物に被害を及ぼしかねないアライグマ。どちらを早急に駆除すべきか優先順位はない。どちらも駆除するためこれからも地道な活動が必要だ◆雪解け水が落ち着けばウチダザリガニの駆除ができるようになる。もともと美幌に生息する生き物たち、そして農家が丹精込めて育てた農産物を守るための戦いがまた今年も始まる。    (中村)

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