記者コラム

もうすぐ丸4年

 平成23年3月11日に発生した東日本大震災からもうすぐ丸4年を迎える。警察庁の発表では死者が約1万6千人、重軽傷者は約6千人、行方不明者は約2600人、さらに建物は全・半壊合わせて約40万1千戸にものぼった。いまだに仮設住宅での生活を余儀なくされている被災者も多い。その震災当時のニュース映像を久しぶりに見る機会があった◆美幌小で開かれた6年生の防災教室で、震災時のニュース映像が流された。画面の中で津波にのみ込まれていくまち、マイクを通じて聞こえる人々の悲鳴や叫び声。ほんの数分間の映像だったが、6年生と同様、声も出せずただ画面を見つめた◆教室では女子中学生の勇気、機転で多くの子供たちの命が助かった場面が紹介されたが、残念ながら自分の家族や友人、近所の人々が波にさらわれてしまった子供たちも大勢いる。遠く離れた北海道で、震災の被害とは無縁だった我々には何ができるのか◆物資などの支援ができる人は限られる。自分を含めすべての人ができるとすれば、あの震災の怖さや悲しさをいつまでも忘れないこと、風化させないことではないだろうか。     (中村)

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