記者コラム

春の異動シーズン

 春の異動シーズンで通い慣れた取材先で新しい顔ぶれと出会う。新人さんだったり、異動だったり。当社にも着任のごあいさつに来ていただいて名刺交換をする。ここまでは春の風物詩で良いのだが、ここから先が問題である◆仕事柄、何度も会う機会がある。職場に訪問して会うのなら簡単に思い出せるが、それ以外の場で出会うと、なかなか顔と名前が一致しない。特に新人さんなら覚えるのに少々時間を要する。年のせいか、ジェネレーションギャップなのか。自分では後者でありたいのだが、覚えきれない人数が年々増えてくると前者の疑いが強まってくる◆毎年恒例のフレッシュさんという企画で新人さんを紹介するのだが、数年後に会うと取材時に感じた心細さが消えて堂々の仕事ぶり。特に後輩を持った若手の成長は目を見張る。新人さんが登場する春は、新しい先輩も誕生する季節でもある◆新社会人や単身赴任でひとり暮らしも始まる。スーパーやコンビニで買い物する機会も増える。出会った時、少々他人行儀な振る舞いになったら、必死に顔と名前の記憶を一致させている時間だと思ってほしい。      (本多)

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