記者コラム

 「冗談」

 「冗談」はどこまで許されるのだろうか。自民党の若手国会議員が開いた勉強会で、報道弾圧とも取れる言葉が行き交った中で、招かれた作家の「冗談」が論議を呼んでいる。「沖縄2紙をつぶさんといかん」。密室でいう冗談にしても、個人的にはいかがだろうかと思うが、そこは一講師なので批判は避けたい◆しかし、私的勉強会とはいっても、国会議員がその立場で開いた政治活動である。若手議員の場合は、その発言に責任を持つべきである。報道に物申すのも自由だ。しかし、密室の 陰口 で「不買運動」では、議論の余地がない。言論の自由は、言いたい放題ではなく、きちんと考えを議論するためのものではないか◆経団連に圧力をかけて広告収入を減らせば、マスコミが黙る。これでは、言論の自由は一方通行になりはしないか。マスコミの次は思い通りにならない野党を黙らせるつもりかと危ぐする行為である◆「ジョーク」は人を楽しませる。日本の「冗談」とは少し意味合いが違って、どちらかというと「とんち」に近い。昔見たアニメの一休さんなら、今回の冗談をどう切り返しただろうか。    (本多)

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