記者コラム

科学

 小学生のころ、ある教育出版社が発行していた科学をテーマとした学習雑誌があったことを思い出す。自分ではなく近所の友人が毎月購入していたものだが、雑誌とともに送られてくる付録を見せてもらうのが楽しみだった◆付録は学年別に内容が異なった。低学年はアリ観察セットや磁石セット、高学年になるとレコードプレーヤーや人体骨格モデル、ゲルマニウムラジオなど男の子が好きそうなキットばかり。友人宅に雑誌が届くと、今月はどんな付録なのか自分のようにワクワクしたのを覚えている◆科学の分野は、虫の観察から細胞の研究、果ては宇宙工学まで幅広く、奥深い。しかしその第1歩はほんの小さな探究心。その意味では今の子供たちの探究心が将来の日本、世界を変える結果につながる可能性もゼロではないはずだ◆明日、東陽小体育館で「おもしろ科学の祭典」が開催される。さまざまなブースが並び、簡単な実験や工作を通じて子供たちの科学への関心や探究心を高めてくれるイベントだ。今は理科が苦手という子供が、もしかしたら将来科学者の卵と呼ばれるようになるかもしれませんよ。      (中村)

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