記者コラム

プロ野球選手

 現役最年長、50歳で引退を決めたプロ野球の中日・山本昌広投手。42歳で大リーグのマーリンズと来年の契約を結んだイチロー選手は別格か。日本ハムの中嶋聡捕手は46歳で引退。「阪急」を知る最後の現役選手だった。40代の選手たちがグラウンドを去っていく◆かつて、プロ野球選手は大半が30代での引退だった。特に投手は野球人生が短かった。科学トレーニングなどの成果か、どんどん現役年齢が上がって、40代でも当たり前だが、さすがに山本昌投手の50歳には頭が下がる。よほどのトレーニングと節制があったのだろう。まさにプロの鏡だ◆レジェンド選手たちは、注目度も高く夢を与え続ける存在だった。だからグラウンドでもプライベートでもプロを意識した。次の世代にプロ野球の魅力を引き継ぐためだ。現役選手で、しかも1軍昇格を目指す選手が野球賭博にうつつを抜かすようでは、レジェンドたちの足跡に泥を塗る。若手選手には、レジェンド選手のプレーだけでなく野球人としての精神を見習ってほしい◆東京五輪で野球が復活するかもしれない。侍ジャパンとレジェンドチームの対戦なんて夢だろうか。   (本多)

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