記者コラム

学芸会シーズン

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 小学校や幼稚園、保育所の学芸会シーズンを迎えた。本番を間近に控え、児童や園児は本番で家族に晴れ姿を見てもらおうと劇や遊戯、ダンスに器楽演奏と毎日一生懸命練習に励んでいる。先日、学芸会の練習で美幌小を訪れたが、特に1年生は初めての学芸会とあり、楽しみ以上に緊張しているようだった◆幼稚園の年少組に通う姪も来月、初めての発表会を迎える。母親が発表会では何をするのか聞いてみると「オオカミ」と返事。「劇なの?」と聞いても「オオカミ」、「お遊戯?」と聞いても「オオカミ」の一点張り。親や祖父母が一緒になって劇なら「3匹の子ぶた」かな、「赤ずきんちゃん」かなと勝手に想像を膨らませていたようだが、結局お遊戯に落ち着いたようだった◆学芸会や発表会は子供たちにとってまさに“晴れ舞台”。この日のために毎日けい古に励んでいる。芝居や合唱などで舞台に立つ経験をもつ方なら分かると思うが、ステージの緊張感は相当なもの。その舞台に立つ児童や園児が少々間違えても温かい目で見てあげて。そして一生懸命発表しようと頑張る姿に大きな拍手を送ってほしいと思う。     (中村)