記者コラム

発想の転換

 多くの人は年を取るごとに、経験を重ねるごとに自分の見方、考え方が正しいとかたくなに思い込み、1つの視点でしか物事を見ない傾向がある。固定観念にとらわれず発想の転換で物事をさまざまな視点から見る、考えることができればより広い視野で、新たな見方が可能になるはずだ◆先日、美幌町明和大学の公開講座で東洋大学名誉教授の穐山幹夫さんの講演を聞く機会に恵まれた。講演の一部を紹介すると「利用者がすべて操作してなぜ手数料を取られ、なぜ現金自動支払機というのか」、「ガソリン1リットルが150円と、ペットボトル500ミリリットルが150円はどう思うのか」など。小さな矛盾を見つけることで、これまで見えなかったものが見え、新たな発想の手がかりとなり、それが人生をおもしろくすると締めくくっていた◆具体例がすべて的を得ており、思わず笑ってしまう場面も多かったが、参加者はいかに固定観念にとらわれているかを実感させられたようだった。これからは散歩や買い物などでちょっと視点を変えて物事を見てほしい。意外な発見が人生を楽しくさせてくれるかもしれませんよ。     (中村)

追加情報