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記者コラム

年賀状差出受付開始

 きょう15日から郵便局で年賀状の差し出し受け付けが始まる。既に年賀状を書き終えて投函を待つ人もいれば、つい後回しにしてこれから書き始める人、さらにはまだ年賀はがきすら購入していない人などもいるのでは。年に1度の年始のあいさつ、特に遠方の親類や知人には互いに元気でいることを伝え合ってほしい。今年のシルバー川柳「年賀状 出さずにいたら 死亡説」にならないように◆そのシルバー川柳、今年も全国各地、各団体で作品募集を実施している。数点を紹介すると「老人会 みんな名医に 早変わり」や「老いるとは ふえる薬と 減る記憶」、「年上が タイプだけれど もういない」、「人生に 迷いはないが 道迷う」など今年も秀逸な作品がずらり。中には「浪花節 何のだしかと 嫁が聞き」といった世代ギャップを感じさせる作品も◆シルバー世代の悲哀や自虐を込めた作品が多いのは、若いころとの違いを感じるから。裏を返せば、若い時代があるから今の自分がいる。そしてシルバー世代の今だからこそ「うす味を 愛だと知った 四十年」という素敵な作品を詠めるのも確かだ。     (中村)

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