記者コラム

美幌文化祭

 今年の美幌町文化祭は見ごたえがあった。これまで会場を分散していたので、芸能発表か展示発表かに偏っていた来場者をすべて町民会館に集めた。新しいホール「びほーる」が完成したので、拠点施設に美幌町民の文化が結集して、一層華やかな文化祭になった◆芸能発表に訪れる人たちも、展示スペースに足を運ぶ。書道や写真、手芸、華道などおよそ1500点の作品に触れる。高齢者福祉施設の利用者らの作品もたくさん出品されていることも知った。手芸などで文化祭に参加しているので、来場の機会も増えたのだという◆一方で、芸能発表のほうも2日間で31の番組が披露され、客席は常に満員状態だった。真新しい舞台で、日ごろの練習成果を気持ちよさそうに見せる出演陣。舞台芸術の愛好者には年1回の晴れ舞台という気合が感じられ、会場からの温かい拍手が大きな励みになった◆創作文化も舞台芸術も、なかなか新たな愛好者が広がらない悩みがある。文化祭の盛り上がりが次の世代への刺激になれば、伝統文化の灯も照らされ続くことだろうと思う。新しい「びほーる」がその文化の発信拠点であり、交流スペースになるはずだ。      (本多)

 

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