記者コラム

暴風雪一過

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 今年の冬は雪が少なく、暖冬で穏やかだと思っていたが、案の定というかしっかりどか雪に見舞われた。雪かきに追われ、すっかり披露困ぱい、腰などを痛めた人も多いのではないだろうか。いずれは降ると思ってはいたが「何もこんな帳尻合わせしなくても」というのが正直な気持ちだ◆美幌町内も除雪した雪が車道の両側に積み上げられ、歩道との間に大きな雪山ができている。車を運転していると、雪山の影から車や人が出てくるのではと慎重な運転が続く。ハンドル操作以上に目と神経が疲れる毎日だ◆そして暴風雪で臨時休校していた学校が3日ぶりに始まった。元気に登校する子供たちを見るのは気持ちが良いが、中には必ずといっていいほど雪山に登って登下校したり、遊ぶ子供がいる。車道側に落ちて万一取り返しのつかない事態になる前に、雪山に登る危険を学校や家庭でしっかりと指導してほしい◆全国ニュースになった2004年1月の北見豪雪を上回るという予報だっただけに、大雪に閉口しながらもどこかほっとしている部分もある。なにはともあれ暴風雪一過。大きな事故がなかったのが幸いだ。     (中村)