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記者コラム

鉄腕アトム

 日本漫画界の巨匠、手塚治虫氏が21世紀を舞台に描き、昭和27年に連載が始まったSF漫画「鉄腕アトム」が、米国ハリウッドでの実写映画化への話が本格的に進んでいる。自由に空を飛び、10万馬力のアトムが実写版でどう表現されるのか注目している◆鉄腕アトムの実写版は日本でも製作された。昭和34年から35年にかけて全65話が放送されたが、原作のイメージとあまりにもかけ離れているとして手塚治虫氏が不満を抱き、昭和38年にアニメ版鉄腕アトムが誕生したいきさつがある。主題歌の「そ~ら~をこーえてーラララ…」を今でもすぐに歌える人も多いのでは◆漫画やアニメの実写化は、米国ではスーパーマンやバットマン、スパイダーマンなどどれも世界中で人気を得る大成功を収めている。日本でもこれまでスポーツや学園もの、ホラー、時代劇など数多くの漫画やアニメが実写化されてきた。人気の高かった作品もあれば、中には首を傾げたくなる作品もあったことは事実だ◆日本の漫画、アニメの草分け的存在の鉄腕アトムがハリウッドでの実写化によってどう生まれ変わるのか期待を持って待ちたいと思う。     (中村)

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