記者コラム

2016.05.12 よくミル、またミル、ミルコン

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 大型連休も終わりやっとひと息もつかの間、今度は桜が満開に咲き誇り花見のシーズンがやってきた。15日からは春の行楽期の交通安全運動も始まり、観光やレジャーシーズンはこれからが本番といえそうだ◆観光地に向かうのが目的の大型連休に比べ、春の花が咲き始めるこれからは、のんびりと車窓の景色を楽しみながらの運転が増えそう。脇見運転の危険性が高まるため、ドライバーはもちろん歩行者や自転車もこれまで以上の注意力が必要だ◆先日、美幌署の交通安全講話を聞いた。道警には交通安全教室で使われるキャラクターとして横断歩道で左右を確認する歩行者のミミズク「よくミル」、途中まで渡って再度左側を確認するフクロウの「またミル」、横断歩道で右側から渡る人を確認するドライバーのキタキツネ「ミルコン」の3体がいる。中でもミルコンは、車から見て横断歩道の右側から来る歩行者が事故に遭うケースが多いことから設定されたという◆子供に喜ばれそうなキャラクターだが、行動は大人にも十分に必要なこと。今年はぜひよくミル、またミル、ミルコンになって楽しい行楽シーズンを送ってほしい。
(中村)