記者コラム

2016.05.24 食中毒警報

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 急激に気温が上がったオホーツク管内。先日まで季節外れの大雪の話題だと思ったら、なんと5月で真夏日が3日連続の話題に。株価ではないが、まさに乱高下。体調の変化にはご用心だ◆北見保健所も今年第1号の食中毒警報を発令した。5月の警報は早いかとも思うが、実は昨年も5月29日、一昨年は5月12日が警報の第1号なので、この管内では珍しい早さでもないらしい◆食中毒菌は、高い気温もそうだが湿度が好物。台所など水回りは要注意だ。買い物の食材や昨晩の残り物を台所に放置しておくと、食中毒菌のすみかになり兼ねない◆食中毒から身を守るための方法も6つのポイントが北見保健所のホームページに記載されている。買い物、調理、食事などで予防法を紹介している。昨年で13号、一昨年で17号の食中毒警報が発令されていて、まさに食中毒予防はこれからが本番。予防法に目を通しておくことを勧めたい◆風邪でも食中毒予防でも共通しているのは手洗いの励行。まずは自分自身の清潔さを保つことが第一。これから夏本番に向けて、横着にならずに、こまめな手洗いを実践してみたい。(本多)