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記者コラム

2016.06.09 時の記念日

 朝起きて顔を洗い、会社や学校に出かけ、あるいは家事をこなし、就寝して1日を終える。1日24時間は老若男女関係なく、すべての人に平等に与えられている。「時は金なり」のことわざにあるように、時間は有効に使いたいものだ◆あす6月10日は時の記念日。大正9年に東京天文台(現・国立天文台)と文部省の外郭団体、生活改善同盟会が「時間をきちんと守り、欧米並みの生活に改善・合理化しよう」と制定した。日本書紀には天智天皇が作り、即位後の西暦671年6月10日に設置した水時計「漏刻(ろうこく)」が時を刻み、鐘を打ち鳴らしたと記されている◆「少年老いやすく、学なりがたし」、「光陰、矢のごとし」など時間にまつわることわざは多く、どれも時間の大切さを表している。過ぎた時間は2度と取り返すことができない。仕事や勉強に夢中になるのもよし、テレビやゲーム、趣味などを楽しみながらのんびり過ごすのもまたよし。時間の使い方、楽しみ方は人それぞれ。ただ、1日24時間は変わらない。「無駄な時間を過ごしてしまった」と後悔することだけは避けたいものだ。
(中村)

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