記者コラム

2016.08.27 やけど虫

 スズメバチやドクガ、ムカデ、セアカゴケグモなど毒を持つ虫は数多く、われわれの身近に潜んでいる。いつ人間に危害を加えるか知れない毒虫には十分に注意したいものだ。と、思っていた矢先に被害に遭ってしまった。相手は通称“やけど虫”と呼ばれるアオバアリガタハネカクシと思われる◆先日、トンボ観察に同行した際の出来事。水辺の草むらを歩いたのだが、その日の夜になると腕がかゆくなり、その後赤く腫れ、次の日には水ぶくれになっていた。やけどした覚えはないし、かゆみもない状態。不安になり調べてみるとやけど虫が触れたときの症状に似ていた◆この虫は、水田や沼、川岸などの水辺近くの草むらに棲息。体調7㍉ほどだが、体液にペデリンという毒を持ち、これが皮膚につくと炎症を起こし水ぶくれができるという。完治まで長くて2週間ほどかかるそうで、今は毎日軟膏を塗って対応している◆観察会の出発前「服装は長袖」という注意事項があったにもかかわらず、暑さから半袖姿でのこのこ出かけたのがこの結果を招いてしまった。備えの大切さが身に染みたここ数日の出来事だった。
(中村)

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