記者コラム

心の暖房

 朝夕の冷え込み、空の色、木々の紅葉、雲の流れに秋から冬への移り変わりの気配が感じられる。衣料品店の店頭はコートやセーターが主流を占め、家電店ではストーブを品定めする姿が増えた。着実に冬の足音が近づいているようだ◆寒さから体を守り、温めてくれるものは多い。ぽかぽか暖かい防寒具や暖房機器などはもちろんだが、人を温めるのは「物」だけとは限らない。励まされ、いやされ、心を温かく包んでくれた「言葉」もまた心の暖房といえる◆先日、美幌町内の幼稚園を訪れた際、園児から「また来てね」と言われた。園児にとっては単なるあいさつでも、言われた方はうれしいもの。心を温かくしてくれる言葉とはそんなものかもしれない。みなさんも好きな相手から贈られた言葉や落ち込んだ時に励まされたひと言、ふとしたことで家族や友人から告げられた感謝の言葉など、心をほっと温めてくれる言葉を贈った、あるいは贈られたことはないだろうか◆そんな経験はないという人はこの冬、ぜひ心を温かくする言葉を何かのついでのように何気なく口にしてみては。意外な、でも言ってほしかったそのひと言が相手にとって忘れられない言葉になるかも。  (中村)

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